2017年10月17日

「 ゆ き の ふ る 」

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夜中にふと、目が覚めた。
そっと カーテンを開くとそこには、明るい月の光に照らされて、真っ白な世界が広がっていた。
いつの間にか雪が降り、今は止んで、目に入るあらゆるものが白い雪をかぶって佇んでいる。
どこかで、降り積もった雪が、屋根から落ちる音がした。
さっきから、胸騒ぎが続いてる…。
私の他にも、きっとどこかで、夜中に目が覚めて、この美しい景色に気が付いた誰かがいて、そんな誰かに会えるような気がして、私は急いで準備を済ませると、ドアを開けて夜の中を歩き始めた。

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出演
山岡美穂 × 水木たね


脚本:大沢秋生(ニュートラル)
演出・視覚構築:相内唯史(Critical Creation)

日程■2017年10月17日(火) ※火曜日のゲキジョウ30×30参加

会場■in→dependent theatre 1st

料金■前売1,800円/当日2,000円

開演時間■18:30(CC)・19:10(ま)・19:50(CC)・20:30(ま)
※CriticalCreation(CC)とまいあがれ(ま)が交互に上演します。お客様は2作品連続でご覧いただけます。(18:30を予約すると18:30と19:10、19:10を予約すると19:10と19:50が観れます。)

チケット予約■9/17(日)10:00開始
WEB予約=https://www.quartet-online.net/ticket/171017?m=0gajhie
メール予約=cc@at-will.jp
メール予約は、日時・枚数・お名前をご連絡下さい。

プロデューサーを本業とする相内が、強く魅かれる作品・テーマ・俳優と共に自らクリエイションする実験的プロデュースカンパニー「CriticalCreation」。
二年半の沈黙を破って、第6弾決定。
初演時、限られた観客しか目にしていない、大沢秋生(ニュートラル)の隠れた名作を新演出にて上演!



ショーケース系の公演で、2010年の初演を観て強く印象に残っていた大沢さんの「ゆきのふる」。
初演の女優お二人がとてもステキで、それを越えられる二人と出会えたらいつかやりたいと思っていた作品。
山岡美穂さんと水木たねさんは、今回初めての共演なのですが、最初の読みあわせの緊張はどこへやら、宣伝美術用の撮影(冬の作品と言う事で、3月に既にヴィジュアル撮影を終えています。)をしているうちに、共通点もどんどん見つかってすっかり意気投合?!
僕自身も既に演出プランが固まり、選曲や映像、照明の仮データまで完成しています。9月後半の稽古開始が本当に楽しみです。
火曜日のゲキジョウ30×30は、2ユニットが30分の短篇を持ち寄る企画。相手方の「まいあがれ」も女優二人芝居で、とても評判の良かった作品の再演。つまり「名作女優二人芝居対決」のカードとなっていますので、自信を持っておススメできます。
どうぞ今から10/17はスケジュールを押えておいて下さい。ステキな時間をお約束いたします!


■ CriticalCreation クリティカルクリエイション ■
演劇においてプロデューサーを本業とする相内唯史が、プロデューサーとしてより質の高い仕事をする為に、これまで経験や知識の浅かった演劇の別分野に挑戦する個人ユニット。クリティカルとは臨界の意。ジャンル・職域の境界に挑み、既存のプロデューサー像の臨界を突破する所存。近年では演出に加え、これまで様々な作品で個別に取り組んできた、映像や照明、空間美術といった要素を統合した視覚構築に取り組む。


posted by アイウチ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Critical Creation | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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