先日、初めて萌え産業を体験してきました。メイド喫茶とメイドリフレです。
名古屋から東海シアタープロジェクトの大橋さんが火曜日のシュウイチを観に来阪してその接待です。その前々週に別件で来られた時「さっきメイド耳掻きっての見ましたよ!面白そうですね」ってことになり「僕も行った事ないんで二人で行きますか!」と調子に乗った結果です。
お昼に2ndに集合してカサハラ女氏に見送られて二人で元気に出かける。
大橋さんは前日からネットカフェでポンバシの萌え産業を予習していたようだ。
二人で色んなお店の前に行くが、なかなか中に入る勇気が出ない・・・。
二人とも「無理だ!ハードル高けぇ!」とヒヨる・・・。
その横を普通にポンバシ住人の方たちがどんどん店に入っていく。
負けた。屈辱的だ。
かなり努力しつつ、ふと思いついてe-maidというメイド喫茶に入る。割とビギナー向け?
ここは、昔はフードの美味しい普通の喫茶店だったのだ。
まだ1stがスタートして間もない頃、比較的暇なときは昼食を食べに来たりした。気が付いたらこんなになっちゃって・・・。
が、フードは美味しかったし値段も高くないし、所謂あいさつが特殊なだけで(「ご主人様」ってやつね)比較的普通?と思ったのだが、謎の緊張感かポンバシオーラか、お店を出たらちょっとぐったり。
その後、メインディッシュ「メイド耳掻き」を目指すが、メイド喫茶ですらヒヨる我々にはハードル高過ぎ・・・。一度2ndの事務所に戻って一息付く事に。カサハラ女氏に「どうでした?」と聞かれつつ「まぁ・・・。」と微妙な反応の我々「実はこれからです・・・。」
そして一息ついて「ここで退いては漢がすたる!」と意を決して、少しハードルを下げて「肩たたきなら何とか行けるのではないか?」と(既に退いてるやん!)考え、先ほど前を通ったお店の前に再び。
冷静に考えるとこのビル、実は昔働いてたビルだと気がつく。まだ1stしかなかった時、劇場を運営する部門(といってもその頃は僕一人)は他の新規事業の担当者と一緒にこのビルにオフィスを構えていたのだった・・・。
お店は2F。階段で上がると、なんと昔のうちのオフィスやん!
が、ここで現実に引き戻される。空いているドアの中にはメイドさん。大橋さんと顔を見合わせる(お互い)「どうしよう・・・。」
とメイドさんに「合ってますよ〜」と声をかけられ、もはや敵前逃亡(いやいや大げさな)は出来ず突入!
このあと、ビギナーな我々にはハードルの高い様々なことが起こるのだが、この辺は一緒に行った大橋さんのブログに詳しいのでよければそちらを・・・。ちなみにお店はMarmaidさん
にしてもトウカイテイオーは上手いなぁ。東海シアタープロジェクトの大橋さん!
僕は馬つながりで大好きなライスシャワーに。最期はかわいそうだったなぁ・・・。
おっと脱線。
で、僕は肩こりとか全く感じたこと無いんですが「肩とんとんコース(10分)」が一番無難だろうと選択。
先に大橋さんをハンドリフレコースで送り出したので(平日昼間でメイドさんが少ないので順番)、この待ち時間がなんとも手持ち無沙汰・・・。この後、メイドさんと二人で肩叩きとなると、人生で最も長い10分になるのではと恐怖に襲われる・・・。

が、実際にはそんなことも無く。担当してくれた綺麗な長い黒髪のメイドさんがとてもフランクな方で助かりました。待ち時間の間も、適度に話かけてくれましたし、肩叩き中も終始リラックスできました。
写真は、先に終わった大橋さんが面白がって、メイドさんが映らないことを条件に許可を頂いて撮影。
ちなみに僕は肩こりを自覚したことは無いのですが、メイドさんいわく「めっちゃこってますよ!ご主人さま!」
確かに肩揉まれたり(「肩とんとんコース」と言いつつ、実際には肩もみメインでした)、肩叩かれたりすると軽くなった気がしました。
例えセールストークでも、相手にそう思わせたら正解ですね。

そんなこんなで無事にミッションクリア!
最後には、少し楽しむことが出来た・・・か?
正直、一人で行く自信はまだ無いが、肩たたきもたまには悪くない・・・か?
スタンプカード作ってくれたのでまた行く?
(何故か全部疑問形・・・)
今回学習したことは、
メイドだろうがなんだろうがやはりサービス業であるということ。型にはハマッたサービスや定例句ではなく、相手(我々ビギナー)の様子を見て、それに合わせてフランクに丁度良い距離のサービスをしてくれたMarmaidさんのメイドさんはヤルな!
そして、どんな業種も入りやすい店構えや雰囲気があるということ。僕らの演劇や劇場の世界も、きっと一般人には入りにくい事だろうと改めて実感した。といっても直ぐに変えれることではないし、その良さもあるとは思うので、まずはメイドさんを見習って「開いてますよ〜」からだな。オチもついたところで・・・。